本文へスキップ
Watermark Ready

動画にロゴを入れる方法

隅に小さなロゴがあれば、たとえ転載されたあとでも、視聴者に誰の動画なのかが伝わります。ここでは、ロゴファイルの準備から、アプリに隠されない位置、表示タイミング、そして動画をいちばんきれいに保つ書き出し設定までを順に説明します。

更新・約6分で読めます

エディターで隅にロゴを入れた縦型動画

ロゴファイルを準備する

適切なファイルさえ用意すれば、あとは簡単です。理想は背景が透明なPNGで、周りに四角い背景が出ずにロゴだけが見えます。白背景のJPGしかなくても大丈夫です。追加すると、白い背景が自動で取り除かれます。

ロゴはいちばんシンプルなバージョンを使いましょう。アイコンや短いロゴタイプ(文字だけのロゴ)なら小さくても読めますが、キャッチコピー入りのフルロゴは、スマホの画面の隅ではつぶれて判読できなくなります。1080pや4Kの動画でもくっきり見えるよう、ファイルの幅は1,000ピクセル程度以上にします。

コントラストも考えておきましょう。映像には明るいシーンも暗いシーンもあり、ロゴは元の色のまま描かれます。細い暗色の縁取りを付けた白いロゴや、塗りつぶしのバッジに収めたロゴなら、最初から最後まで見えます。

動画を開いてロゴを追加する

Chrome、Edge、Safari、Firefoxの最近のバージョンでWatermark Readyを開き、動画を選びます。MP4、MOV、WebMのファイルに対応し、H.264の動画はこれらすべてのブラウザで、H.265はブラウザがデコードに対応していれば扱えます。スマホを横にして撮った動画は、正しい向きで書き出されます。

「Logo」レイヤーを追加して、ロゴファイルを選びます。無料プランでは30秒までの動画を1本ずつ書き出せます。それより長い動画や、1つのデザインで最大20本をまとめて処理するにはProが必要です。動画はお使いの端末上で処理され、アップロードされることはありません。

同じ動画の縦型版と横型版があるなら、両方に同じデザインを使いましょう。ロゴはどちらでも同じ比率に保たれるので、プラットフォームをまたいでブランドの見せ方がそろいます。

隠れない位置を選ぶ

動画では写真以上に配置が重要です。アプリやプレーヤーが映像の上に独自の操作ボタンを重ねるからです。横型の動画では、画面の下側にシークバー、再生ボタン、字幕が表示されるので、たいていは上の隅のほうがすっきりします。

TikTok、Instagramのリール、YouTubeショート向けの縦型動画では、アプリが右側にボタンを、下側にキャプションとアカウント名を表示します。そのため、いちばん隠れにくいのはたいてい左上です。画面構成はアプリによって異なり、変更されることもあるので、これは出発点と考えて、実際の画面で確認しましょう。

「Position」(位置)のグリッドでロゴを隅に合わせたら、余白(「Margin」)を広げて、端に張り付かず画面の内側にゆったり収まるようにします。余白は短辺を基準に決まるので、同じ設定が縦型にも横型にも使えます。

サイズと不透明度を決める

隅のロゴは、気づいてもらえて、しかも注意を奪わないのが理想です。「Size」(サイズ)をロゴが画面の短辺のおよそ8〜12%になるように設定し、「Opacity」(不透明度)を60〜80%にします。塗りつぶしのバッジ型ロゴは、何かの上に重ねる前提でデザインされているので、100%にしてもかまいません。

イメージしやすく言うと、1080×1920の縦型動画で短辺の10%は約108ピクセルです。スマホでも見やすく、画面を窮屈にしません。「Size」は短辺に連動するので、4K動画でもロゴは同じ比率に保たれます。

動画のロゴで回転が役立つことはまずないので、水平のままにしましょう。@ユーザー名やWebサイトも画面に出したいなら、文字レイヤーとして追加し、ロゴと不透明度をそろえると、ひとまとまりに見えます。

フェードで表示タイミングを調整する(Pro)

Proなら、レイヤーごとに表示の開始と終了を秒単位で決め、フェードイン・フェードアウトさせることができます。シンプルな方法は、最初の数秒は何も入れずにオープニングを見せてからロゴをフェードインさせ、終了画面の前にフェードアウトさせることです。60秒の動画なら、たとえば次のようになります。

  • ロゴ:3秒で表示を始めて1秒かけてフェードインし、55秒で1秒かけてフェードアウトして終わります。
  • @ユーザー名やWebサイトの文字:50秒で表示を始め、最後まで表示します。

無料プランでは、すべてのレイヤーが動画の最初から最後まで表示されます。隅にシンプルなロゴを入れるだけなら、たいていはそれで十分です。

画質を保つ書き出し設定

「Export」を選んで画質を決めます。「Standard」は元のサイズのままH.264で書き出すので、どこでも再生でき、精細さもいちばん保たれます。「Smaller file」は、ブラウザが対応していればH.265、対応していなければH.264を使い、サイズを1080pまでに抑えて軽いファイルにします。

アップロードする動画やマスターとして保管する動画には「Standard」、チャットで送る動画や大量に保存する動画には「Smaller file」を使いましょう。サイズを1080pや720pに自分で指定することもできます。迷ったら、まず「Standard」で書き出してください。小さい版は、あとからいつでも元の動画から作れます。

フレームレートと長さは元のままで、音声はMP4に格納できる形式ならそのままコピーされます。HDRの映像はSDR(標準ダイナミックレンジ)になります。スマホはメモリが少ないので、長い動画や4K動画はパソコンで処理するのがおすすめです。

投稿前に確認する

書き出したMP4を最初から最後まで再生し、特にいちばん明るいシーンと暗いシーン、最後の数秒に注意して見ましょう。次に、実際に使うアプリで非公開で投稿するか下書きとして保存し、ボタンやキャプションがロゴに重ならないかを確かめます。重なるなら、ロゴを動かすか余白を広げて書き出し直します。

ロゴの入っていない元のファイルは必ず残しておきましょう。書き出した動画ではロゴがすべてのフレームの一部になっているので、あとでロゴなしの版や別のロゴの版を作るには、元のファイルが必要です。

よくある質問

YouTube動画のロゴはどの隅に入れるのがいいですか?

たいていは上の隅がいちばん安全です。画面の下側は、一時停止するたびにシークバーや操作ボタンで、字幕がオンのときは字幕で隠れます。

スマホで動画にロゴを入れられますか?

はい、短い動画なら可能です。スマホは動画の処理に使えるメモリが少ないので、長い動画や4K動画はパソコンで処理するほうが確実です。

ロゴを入れると動画のファイルサイズは大きくなりますか?

ファイルサイズを左右するのは、ロゴよりも書き出しの設定です。「Standard」は元のサイズのままH.264で書き出し、「Smaller file」は1080pまでに抑えて、ブラウザが対応していればH.265を使うので、ファイルが軽くなります。

動画の場面ごとに違うロゴを使えますか?

はい、Proなら可能です。ロゴのレイヤーを2つ追加し、それぞれに開始・終了時刻を設定して、間をフェードでつなぎます。

動画のロゴは写真の透かしとそろえるべきですか?

そろえてかまいませんし、どこでも同じマークを使うと作品を覚えてもらいやすくなります。ただ、動画は小さく、しかも動いている状態で見られるので、たいていはよりシンプルなバージョンが向いています。